余命宣告!肺癌末期の母とその家族の闘病ブログ

大好きな母が肺癌末期(小細胞がん)で余命2カ月の宣告を受け、生きる望みを選択した母の頑張る姿とそれを支える家族の闘病生活を綴ったブログです。同じ境遇の方に少しでもお役に立てば嬉しいです。

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初めての面会 2015年6/21(日)

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母に内緒でコッソリ面会に行ってきた。抗がん剤治療が始まったら食欲がなくなると聞いていたので、コンビニでバナナやゼリーなどを購入し、14時頃病院に着いた。多目的ルーム(食堂みたいなところ)のテレビに一番近い席で母の背中を発見。他に2家族くらいが利用した。母にこっそり近づいてみると日ハムVSソフトバンクの試合を観戦していた。

中越しの母を久しぶりに見たが何となく寂しそうな感じで涙が込み上げてくるけど必至に我慢して「お見舞いきたよー」といって登場。二人で野球観戦しながら色々話をしていたら野球に集中できないじゃん(笑)って言われながらも話つづけた。

しばらく話し込んでると母の仲の良い友達(せっちゃん)がお見舞いに来てくれたので母の病室で待機することになった。テレビのカードの残りポイントをみると40しかなく、昨日も日ハム戦をみていたらしい。

母は日ハムが大好きなので必ずといっていいほど応援している。ポイントの減り具合からよっぽど暇なのかかなりのポイント消費だ。また頭の体操になるといってクロスワードもやってるらしい。

しばらくすると母が戻ってきたので病室で二人で話こんだ。飼っている犬の話やニュースでやっていた介護老人ホームで暴行事件があった話(男性の介護士は怖いといっていた)

こんなに笑う母の今を残したいと思いスマホムービーを取りました。体が良くなったら何がしたいと聞くと、あと1回でいいからパチンコがしたいといっていた。母は昔は毎日パチンコに行くほど代のパチンコ好きであった。

その流れから話が父の話になり、凄くお金の面で迷惑かけて贅沢もさせてもらった。夢だったマイホームを持つことが出来、大好きな花や庭にお金をかけても文句ひとつも言わない父に感謝していると。父が会社を辞めなきゃいけなくなった理由も私のお金が原因だし人生を狂わせてしまったと涙ながらに話していたのが印象的だった。

またお父さんは最近耳が遠くなりボケてきてるから凄く心配なんだという話をしていた。その流れから再婚してからどんなとこにいったのという話になり、函館は夏と冬に毎年2回はいったし(車や電車で)、焼き肉の武〇にも何回もいったよ。楽しそうに話していた

そこから妹の話になり、どうでもいいことで嘘をつく話など色々不満があるみたいで愚痴をいっていた(内容は省くがごもっともの話)

そうこうするうちにお腹がすいたので1回のコンビニ開いてるのかなと聞くとわからないというので開いてたらなんか買ってくるけど欲しいものあると聞くと、一緒に行くというので二人で行くことになった。

明日から抗がん剤始まるから好きなもの食べたらといったら「そうだね」といって一目散にカレーパンの所へ。初めて知ったのだがカレーパンが好きらしい。それから父と私のカップラーメンを買った。持ち合わせがなかったので買えなかったが、ふた付きのコップと抗がん剤で髪が抜け落ちた時用の帽子がありピンクのが欲しいみたいだった。

買い物が終わり、エレベーターから降りたら父とバッタリ会い部屋にいないから探してたみたいだ。父はポテトサラダを母のために作ってきたみたいだ。3人で病室に戻りご飯は多目的ルーム(食堂みたいなところ)で食べようという事になり係りの人に病室で食べない旨を伝えてきてといわれ伝えに行ってきた。

3人で食事をし18時10分くらいにそろそろ帰る時間になったので多目的ルーム(食堂みたいなところ)の目の前にあるエレベータまで母が見送ってくれ帰宅した。

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